チャベツって安全なの?キーロガーが入ってるって噂を聞いたけど……?
その心配は、決して無意味なものではありません。
英語の prudential に慎重と賢明の二つの意味があるように、慎重さは賢い人間の特徴です。
しかしながら、ただ単に噂を鵜呑みにするだけでは愚か者であると言わざるを得ないでしょう。
安全なものを危険だという噂を信じるだけなら損をするだけですが
危険なものを安全だという噂を信じてしまったら……。
大切なのは、自分の目でしっかりと見て、そして自分の頭で考えることなのです。
そこで今回は、チャベツの安全性を様々な面から検証してみましょう。
■タスクマネージャーでチェックしよう!
かなり初歩的な方法であまり確実性はありませんが、
動作が何か怪しいなと思ったらタスクマネージャーを開いて調べる癖をつけておきましょう。
タスクマネージャーのプロセスは今パソコン上で動いているソフトの一覧です。
見ての通り、チャベツはメモリ使用量もCPU使用率も著しく低いのが特徴です。
これでは余計な機能をつける余裕はとてもありません。
さすがチャベツ、有機栽培のキャベツより安心だね!
■ウィルス対策ソフトでチェックしよう!
VirusTotalは43種類ものウィルス対策ソフトでウィルスチェックをしてくれる無料サービスです。
Norton、ウィルスバスターなどの有名なものから、AntiVirやNOD32のような通好みのものまで、
ありとあらゆるウィルス対策ソフトを網羅し、ファイルの安全性を多角的に調べることができます。
http://www.virustotal.com/
さっそくチャベツをVirusTotalで調べてみましょう。
43種類のウィルス対策ソフトの一つとしてチャベツをウィルスだとは判定しませんでした。
さすがチャベツ、国産のキャベツより安心だね!
ちなみに実際のウィルスで試すとこうなります。
■パケットスニッファでチェックしよう!
もしソフトに情報収集用プログラムが組み込まれていたら、収集した情報をどこかに送信するはずです。
そこでどんなソフトがどんな情報を送信しているのか調べるパケットスニッファを使ってみましょう。
Microsoft Network Monitor 3.4
http://www.microsoft.com/download/en/details.aspx?displaylang=en&id=4865
説明が長くなるので使い方は割愛します。インターネットで各自調べてください。
起動してパケットの取得を開始すると、チャットなどの通信中のソフトがずらずらと表示されます。
しかしながら、待てども待てどもチャベツは表示されません。
それもそのはず、チャベツは基本的にインターネットによる通信を行っていないのです。
通信をしなければ情報を送信することができるはずもなく、やはりチャベツは安全だとわかります。
さすがチャベツ、無農薬のキャベツより安心だね!
ちなみに今のチャベツはまったく通信を行わないわけではなく、
URL短縮機能を使っている場合には長いURL(61文字以上)をコピーした際に通信が発生します。
念のため通信の内容自体を詳しく調べてみましょう。
http://tinyurl.com/api-create.php にコピーされたURLを送信していることがわかります。
それ以外にはチャベツの内部バージョン番号の56という数字を送信しているのみです。
TinyURLは古くからあるサービスなので、送られたURLが外部に漏れる可能性も少なく安心です。
■ソースでチェックしよう!
ソースとはプログラム文章のことで、それを読めばどんな動作をしているのかは一目瞭然です。
胡散臭い物が多いチャット向けツールの中で、チャベツだけはソースを一般公開しています。
そのため、それを読んで理解できる人であればチャベツの動作はすべて把握することができます。
http://dl.dropbox.com/u/156038/chabbage_source.zip
もちろん、そこに怪しい機能が組み込まれていれば、一目瞭然でそれも露見してしまいます。
ソースを一般公開できるのは、その安全性に絶対の自信があるからこそなのです。
さすがチャベツ、遺伝子組み換えでないキャベツより安心だね!